ダイドーグループホールディングス　2590

　こころとからだに、おいしいものを。

　ダイドードリンコの株主優待は各メディアで人気の高い優待として紹介されています。

　年1回1月20日の株主名簿に記載されている株主に贈られます。優待品の贈呈は継続保有が要件となっているので、権利を得るには前年7月20日の株主名簿から記載されていなければなりません。

　他にも5年超継続保有株主に対するボーナスもあります。果たしてどのような品がもらえるのでしょうか。とても気になります。

自販機路線をひた走る

　ダイドードリンコは大阪に本社を置く缶飲料を販売する会社です。

一般的には清涼飲料メーカーで通っていますが、自社工場を持たないファブレス企業なので、厳密にはメーカーではありません。

　ダイドードリンコは全国各地の方言を操る自動販売機が有名です。

買う時間帯やポイントカードのポイント数に応じてセリフを変えてくる自販機は人間よりも気の利いた機械と感じるときがあります。

　ダイドードリンコさんの優待品は自社製品詰め合わせです。

その中身は缶コーヒーにペットボトルそれにドリップコーヒーからゼリーまで、多種多様な商品が詰まっています。

　コーヒーつながりで言えば、2月のドトール日レスHDの自社製品詰め合わせは例年ドリップコーヒーが贈られてきます。

両方もらえばその日の気分に合わせて缶コーヒーとドリップコーヒーを飲み分けることができます。

　株主は年1回優待品をいただけるのですが、その都度新しい商品が入っていて株主を楽しませてくれます。

　缶コーヒーについては、コンビニや自販機で普段見かけない商品を贈ってもらえます。

　上の画像のように人気商品のデミタスシリーズが3種類も贈ってもらえるときもあります。

　自社商品詰め合わせと一緒に通信販売の案内をこれでもかと詰め合わせてくるので、商売熱心な姿勢も伝わってきます。

　この営業熱心さがあれば業績は安定するでしょう。

多くの優待族の方々が1年で一番初めに権利取得をする株主優待です。

重量感が嬉しいという声があり私も同感です。もちろん優待の中身についても種類豊富で満足度は高いです。

　ダイドーさんは継続保有制度に移動した後に記念品贈呈制度を導入しました。

　継続保有を5年以上続けた株主に対して記念品が贈られる制度です。株主人生で1回限りの記念品とは一体どのようなものをいただけるのか非常に興味深いのですが、私は5年超も資金を固定する余裕が無いので、チャレンジする機会は当面無いでしょう。